2014年6月19日木曜日

まっすぐ立つこと

最近、タダーサナのまっすぐ立つ姿勢がよくわからない。
私ってまっすぐ立ててるの?
という質問をよく受けます。

私たち日常生活に定着している鏡。
この鏡がもたらす悪弊、
とまでは言い過ぎかもしれないけど。

普段私たちは見た目を気にし過ぎ、
つまり鏡で自分の姿を見すぎているんじゃないかしらと思うわけです。

すでにご存知の方も多いとは思いますが、
わたしは鏡があるお部屋でヨガをすることは苦手です。

はっきり言って、集中できません。
だって、鏡の中の自分が見えちゃうから。

見た目まっすぐな状態は
ある程度は大事かもしれない。

だけど歪みの痛みを伴わなければ、
それは個性として受け止めてほしいのです。

ヨガの練習は、
もっと自分自身の中心を見つめる時間にしてほしいと思うんです。

もちろん、まっすぐ立つための
タダーサナの意識付けもじっくり行います。
7つのループを使って、
中心を意識するテクニックもご紹介します。

でも決して見た目にとらわれないでほしいのです。

そして、タダーサナを離れても
その意識付けを忘れないでほしいのです。
マットの上でも、マットの外でも。

そうなんです。
いろいろ難しいんです。
私もまだまだ精進中。





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